みなさん、こんにちは!
第6回目の今回はマダム・ヨーコで有名なパティスリー「フラワー」さんにお邪魔しました!
今回もリポーターはわたくし「もりた」です!
いってきま~すε=ε=(*’▼’)
今回お邪魔したパティスリーフラワー(羽曳の里店)があるのは羽曳野市の公共施設LICはびきのの向かい側。
ため池の側が全面ガラス張りで、カフェスペースにはお日様が降り注いでます!
お店の外観・内観・メニューやインテリアから商品パッケージに至るまで、すべて
人の専属デザイナーさんが手掛けておられるそうです。
店内は手前からケーキ・焼き菓子類の売場、パン売り場、カフェスペースとなっています。
店内はセルフサービスで、パンとケーキはテイクアウトとイートインそれぞれのレジに自分で持っていく方式となっています。
どのスペースにもこだわりがたっぷり詰まっているので、今日は紹介することがいっぱいありますよ
インタビューを受けてくださったのはパティスリーフラワーのグランシェフ、植松太施さん。
自称百姓パティシエとして、「癒される味を創る」、「癒される店にする」、「癒す人になる」を経営理念に、自家農園での野菜栽培なども行っておられます。
パティスリーフラワーは藤井寺のお店と考えておられる方もいるようですが、じつは1963年に古市駅前、栄町で現グランシェフのご両親が洋菓子店として創業した羽曳野市のお店なのです!
その後藤井寺店が開業し、さらに藤井寺駅前に移転されて現在の藤井寺南本店となったことで、藤井寺のお店というイメージができてしまったのでしょうか?
しかし!かつて一号店が開業した古市駅前には現在も古市店が、軽里には羽曳の里店があり、特に羽曳の里店は洋菓子だけでなく和菓子・カフェ・ベーカリーと、本店・狭山店と並んでフラワーの魅力を存分に満喫できる品揃えとなっています。
マダム・ヨーコの誕生秘話!
モン・サン・ミシェルに旅行をしたグランシェフのご両親である創業者夫妻が、名物料理「プーアールあばさんのふんわりオムレツ」を甚く気に入り、帰国後にグランシェフに「あのオムレツのような、ふんわりしたやわらかいチーズケーキが食べたい」と相談したそうです。
その相談を受けたグランシェフは、食べたことのないふんわりオムレツと行ったことのないモン・サン・ミシェルの空気をイメージしてマダム・ヨーコを作り上げたのです。
この「マダム・ヨーコ」という名は、この洋菓子の創作を依頼したグランシェフの母親の名前から取ったそうです。
このマダム・ヨーコは奇跡的なバランスでできていて、この食感とおいしさは現在使用している産地の原料でしか表現できないのだそうです。
この右端の金色のラインが入ったマダム・ヨーコはなんと中身があんこクリーム。
マダム・ヨーコにはプレーン以外にもいろんな味があり、過去には季節限定でイチゴやマロンなどの味も出していたそうです。
手土産・贈り物に人気の原始パイ・トルティヨン。
なぜ「原始パイ」なのかというと、パイの原点に戻り小麦粉とバターだけで手作業で作っているからだそうです。
サイズ違いで3種類。
大きいサイズのパイは、ひねりを加えられている部分が特にサクサクで香ばしくておいしいです。
サクサクのパイは食べているとポロポロと崩れてしまうので、小さいサイズは食べやすくてうれしいですね。
この商品は手作業でしか作れないこだわりが詰まった逸品です。
グランシェフに教えていただいた一番おいしいタイミングは賞味期限切れ直前。
機械で作ると生地が傷むので時間を置くと風味が悪くなるのですが、トルティヨンは手作業で生地を傷めないように作っているので、時間を置くほど熟成して風味がよくなるのだとか。
こちらも時折、様々なバリエーションを製造しては限定で店頭に並べておられるとのことで、運が良ければチョコレートがけトルティヨンなど、ひと手間加えた商品にも出会えるそうです。
ところで皆さん、平成27年の2月に羽曳野市、藤井寺市、太子帳を舞台にした映画「あしたになれば。」が公開したのはご存知でしょうか?
現在DVDも発売しているこの映画内で主人公たちがグルメコンテストに出品した「初恋ドーナツ」にちなんで、平成27年10月にJC主催で開催された「わたしの初恋ドーナツコンテスト」で見事優勝を獲得したのが、このフラワーの「ファースト・ラブ」。
手作りの生地の中にいちじくのコンフィチュールがたっぷりです。
他にも各種ケーキや喜味ロール、ケーキカステラ、焼き菓子類など、種類豊富で目移りは必至です。
パンの売り場も、パン屋さんかな?と思うくらい色々な種類のパンがあります。その中でも特に注目なのが、大熊源流パン。
フラワーのパン職人大熊秀信さんが作る大熊源流パンには、自社のパン工房内で石臼の製粉機を使って製粉した厳選の国産有機小麦が使用されており、不足しがちな自然の栄養素がたっぷりの体においしいパンなのです。
月に1回栄養士を呼んで開催している、母親を対象にした食育イベントで子どもたちに提供したところ、菓子パンでもない硬いパンなので子どもは好まないだろうという母親たちの予想に反して、子どもたちがおいしいと喜んで食べてくれたことで、グランシェフはこのパンの素材を活かすこだわりが正しかったことを確信したのだとか。
カフェスペースでは午前にはモーニング、昼時にはランチ、そして夕方以降はディナーメニューが用意されていて、ディナーは約2年前に腕のいいフレンチのシェフが入社したことから始めたそうです。
ディナーではフレンチベースの洋食をメインに提供しておられます。
本日はランチの時間にお邪魔しました。
注文したのはこちら!
ドリンクはこちらです。
フラワーさんの商品は洋菓子からカフェメニューまで素材にこだわって作られており、自然栽培にこだわった自家農園にて栽培された野菜なども使われています。
カフェのライスメニューに使われているのは青森産オーガニック栽培のササニシキ(玄米)。
一般的に人気の高いコシヒカリは、もち米と交配し糖質を高めて甘みを出しているため高カロリーで、健康に良くないので使わないとのこと。
今回注文したパスタに使用されている人参のペーストやドリアに入っている紫の水菜は数日前に自家農園でフラワーの社員さん方が収穫したこだわり野菜だそうです。
このにんじん、すごく甘くてにんじん嫌いのお子さんでもきっとおいしく食べられると思います!
パスタの中のごぼうはなんと自生してたるもの。
ドリア・オムライスにも使われているこだわりのオーガニック米、ササニシキを買い付けている青森の農家さんの所有する山に生えていたものだそうです。
聞いただけで体によさそう!
本日もおいしくいただきました!