みなさんこんにちは。
本日の取材は、観光協会会員の「藤森」さんと古市駅周辺を探索してみました。
それでは、行ってみましょう。
古市駅といえば、まずは観光案内所です。羽曳野にお越しの際は、お気軽におたずねください。
案内所の屋外には、タッチパネル式のデジタルサイネージがあります。日本語、英語、韓国語、中国語の4ヶ国語対応をしたものです。神社や古墳などの説明を見られたりするので、外国からの旅行者にはぜひご利用いただきたいですね。
また、案内所がある広場の前には日本遺産に登録された最古の国道「竹内街道」が通っていて、ここでは、竹内街道の活性化や魅力向上のため、羽曳野市の特産品が販売される「はびきの軽トラ市」が開催されています。
江戸時代には白鳥大明神、午頭天王(ごずてんのう)、婆利妻女(はりさいにょ)の三神が祀られていましたが、現在は日本武尊(やまとたけるのみこと)と素戔鳴命(すさのおのみこと)を祭神としています。秋にはだんじりが町内をめぐり、大変にぎわいます。
歩くのに疲れたらレンタサイクルの利用がおススメです。
案内所より東へ約100mほど歩くと古市駅前駐輪場があります。
1日あたりシティサイクルが250円、電動付き自転車が500円で利用できます。
また、百舌・古市古墳群をむすぶ「もずふるレンタサイクル」(乗捨て料1,000円)もあります。
ちなみに受付時間:9時~16時、返却時間9時~18時となっています(古市駅前駐輪場)。
今回は「もずふるレンタサイクル」を利用してみます。
こちらは、地域の体験教室や講座などが開催される施設です。
トイレの利用もご自由にどうぞ。
昔から町の人たちが通う銭湯で、良い雰囲気を味わえます(営業時間16:00~22:00、日曜定休日)。
『日本書紀』などによると「日本武尊は遠征の帰り道、伊勢の能褒野(のぼの)で亡くなり、白鳥となって大和琴弾原(ことひきはら)を経由して古市に飛来し、また埴生野の空を向かって羽を曳(ひ)くように飛び去った」と伝えられ、羽曳野市の名前の由来ともなっています。
白鳥陵古墳は、現在世界文化遺産の登録をめざす百舌鳥・古市古墳群の構成資産の1つです。
白鳥陵古墳より西へ自転車で約10分ほどの場所にあります。
周辺にはパティスリーフラワー(ケーキ・カフェ)やカフェ峯屋(LICはびきの内)といった食事のできるお店があり、休憩にも絶好の場所となっています。
公園内では、管理棟で古市古墳群の情報提供や、トイレの利用もできます。
また峯ヶ塚古墳もあります。
ここから南へ自転車で約5分ほどの場所には、清寧天皇陵古墳があります。
羽曳野市にはたくさんの古墳がありますが、宮内庁が管理する陵墓では、節度をもって見学しましょう。
古墳の前に立つと、その歴史や謎に興味が湧いてきませんか。
そんなときは、「まち歩きガイドの会」や「史遊会」などのボランティアガイドの会がありますので、ぜひ羽曳野市役所にてお問合せください。
次は、羽曳野市役所方面へ行ってみましょう。
峯塚公園より自転車で約10分の場所には、墓山古墳と向墓山古墳があります。
(向墓山古墳)
墓山古墳の濠の東にある説明板をよく見るとなぞのQRコードを発見。
お越しの際には、携帯で読み込んでみてください。
違った角度からの古墳を見ることができます。
また市役所の隣には、古市古墳群及びその周辺から出土した遺物を展示する「文化財展示室」がありますので、市役所文化財保護課にお問合せの上ぜひご見学ください。
周辺にはお食事できるお店がありますね。
すごく大きくて、迫力がありますね。
古市古墳群最大の前方後円墳で、墳丘の長さは約425メートル、後円部の直径は250メートル、高さ35メートル、前方部の幅は300メートル、高さが36メートルもあり百舌鳥古墳群の仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)に次ぐ2番目の大きさを誇ります。
この古墳も世界文化遺産の国内推薦に選定されている百舌鳥・古市古墳郡構成資産の1つです。
応神天皇陵の拝所までは、誉田八幡宮から自転車で約10分程度。
応神天皇陵古墳を挟んで八幡宮はちょうど反対側の位置にあります。
今日は古市古墳群やまちの見所をたくさん巡りました。
それでは、自転車を返却して帰りましょう。
【出発】A:観光案内所 → B:白鳥神社(約40m) → C:古市駅前駐輪場(約65m) → D:羽曳野市市民会館(約230m) → E:古市温泉(約300m) → F白鳥陵古墳(約600m) → G:峰塚公園(約660m) → H:清寧天皇陵(約500m) → I:墓山古墳(約1.2km) → J:向墓山古墳(約50m) → K:誉田白鳥埴輪製作遺跡公園(約220m) → L:誉田八幡宮(約330m) → M:なごみ茶屋(福豆)(約280m) → 【到着】N:応神天皇陵(約660m)
※距離については、あくまで各々のポイントからの直線距離となります。